よく頂戴するご質問と回答を掲載しております。

よくあるご質問:仏事一般

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葬儀・法事をはじめ、さまざまなご相談も無料にて行っております。

数珠の掛け方、法事の服装、仏壇でのお参りの仕方...といったご相談など、些細なことでもかまいません。

どんなことでもお気軽にご相談下さい。

遠方にお住まいでもお勤めいたします。当庵は全国対応しております。

出張法要専門に特化しておりますので、原則として葬儀会場またはご自宅へ直接お伺いしてのお勤めとなります。
また当庵では葬儀料総額を事前に明示してからのお勤めとなるうえ、出張料等、その他の費用は不要ですので安心です。

ただし、俗名のみのお葬儀に関しましては現在、※関東・東北・東海・上信越エリア及び北海道(札幌市内)、京都府、大阪府に限らせていただいております。

また、菩提寺をお持ちの方(お寺にお墓がある方)は原則対応できません。
菩提寺さまの許可を得ぬまま行った場合、依頼者様だけでなく、寺院間のトラブルの原因となりますので、くれぐれもご留意願います。(菩提寺への納骨が認められないだけでなく、菩提寺にて葬儀のやり直しまたは戒名の付け直し、最悪の場合は離檀宣告を受ける場合があります。また当庵でもご依頼時に確認させていただきますが、虚偽の申告に関わらず一度施行した葬儀料の返金は致しかねます。)


関東エリア (東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・山梨・栃木)
東北エリア (宮城・福島・岩手・山形・秋田・青森)
東海エリア (愛知・静岡・岐阜・三重)
上信越エリア(新潟・長野・富山・石川・福井)

『布施』とは本来、衆生すべてが善徳を積む為の修行の1つですが、人それぞれのその志、厚さは異なるものです。

そのため一般的には「いくら包めばよいのか」そのものが皆様を悩ます1つにもなっております。

当庵では全国平均および近年注目を浴びる僧侶派遣会社が提示する価格よりも安い金額にて、ご遺族様方の負担とならない金額を提案しております。

もちろん各地域の御寺院様との兼ね合いや諸事情等の理由もあるため、提示金額が絶対的な金額ではなく、あくまで当庵のお願いする最低限の目安とさせていただいております。

万一ご事情等あれば、お気持ちに沿ったお布施額のご要望もお聞きいたしますので、遠慮なくご相談下さい。

当庵のお布施金額は『法務案内』の各案内にて記しておりますのでご確認ください。

遠方にお住まいでもお勤めさせていただきます。

原則ご自宅に直接お伺いしてお勤めさせていただきますが、ご希望であればスマホやPCでのリモート法要も行っております。
電話等音声だけでのお勤めも可能ですので、お気軽にご相談下さい。

人が亡くなった日より、その魂は四十九日(中陰)の期間は霊魂となってこの世に存在するといわれ、四十九日を過ぎると『仏』となってあの世へ向かいます。

したがって、「霊」が存在する四十九日以前には『御霊前』を、以降には『御仏前』を使う事になります。

当庵では原則、葬儀料などお布施は提示しております金額総額でお勤めさせております。
お気持ちだけで十分ではございますが、お布施の本来の意義もあることですので、有り難くお収めさせていただきます。

一般的な寺院ではお檀家様の戒名をお授けする場合にはご先祖様の位をあわせる寺院様が多いですが、近年では時代の流れとともに、自家が院号など高い位であった場合に経済的負担になってしまったり、義務になってしまうといった問題から葬儀本来の見送りが容易ではないという方もいらっしゃる場合もあります。

もちろん戒名をお授けするための本来の意義は非常に大切なものであります。

しかしながら、きちんとお葬儀にて見送っていただく気持ちも大切であるとともに、ご事情によってどうしても困難な場合には無理に合わせなくてもよい気がいたします。

ただし上記に記したものはあくまで当庵の見解であり、御住職様それぞれのお考えも異なりますので、菩提寺のある方は相談されるなどお寺様の方針に従った対応が必要でしょう。

お塔婆は上部におでんの形のような五つの切り込みがあります。
これは「五輪塔」といい、仏様を表しています。

法事をし、塔婆を立てることは、あの世のご先祖への感謝の気持ちと、遺された遺族が徳を積むためのご修行(功徳:くどく)のひとつであります。

わかりやすく申しますと、皆様のご供養の気持ちを故人に宛てた『お手紙』と捉えていただくと良いでしょう。

したがって、塔婆も建てず供養もされない仏様は恨(うら)めしい存在となり得る場合もあり、これが「うらめしや」の由来のひとつとも言われるようです。

当庵では、まだお墓をお持ちでない方へは塔婆を建てる場所がないため、代わりに『回向の証』にてお勤め致しております。

もちろん、お墓がなくてもご希望であればお塔婆でのお勤めも可能ですのでお知らせ下さい。

なお、当庵では原則お布施以外の追加金は一切不要としておりますが、お塔婆を建てる事は前述のとおり遺族の功徳の一つでございますので、ご希望の場合は別途3,000円/1本のお納めをお願いしております。

当庵でお葬儀をされた方では四十九日・お盆・お彼岸・一周忌とさまざまですが、大体これらの機会を目処に準備される方が多いです。

もちろん御住職さまによってそれぞれ考え方が異なりますので、菩提寺がある方は御住職さまにご相談されるとよいでしょう。

なお、当庵ではいついつまでと期限を設けてはおりませんのでお気の済むまでご自宅でご供養されても構いませんが、お参りにお越しになる方もいらっしゃるでしょうから、お仏壇やお位牌は今後のご供養のためになるべく早めに準備されるに越したことはないでしょう。

ときどき一般の方で、常日頃よりお経を耳にしたりお唱えされてる方には「門前の小僧習わぬ経を読む」ではないですが、お経が読めます、という方もおられます。

それはそれで素晴らしいことであります。しかし本来、お塔婆・お位牌の読経には資格ある者(僧侶)が修法し読経することで初めて『仏事』としての意味を成しますため、「法要の場で」となりますと、その意味が異なってきます。

その意味は、はるか昔より代々伝わる作法を伝授され、習得するために厳しい修行をおこない、御本山から認められた僧侶がその「作法」を修することで初めて仏様の魂が宿ります。

つまり、お位牌やお塔婆、お墓も僧侶が魂入れの修法をするまでは単なる木の板であり、物であります。したがって、本堂やお仏壇の御本尊様の前で僧侶が読経修法し皆様からお焼香をいただいて初めて芯(魂)が入り「仏具」と変わるため、資格のない方がお勤めしても魂が宿ったことにはならず、「仏事・仏具」となるわけではないのです。

ですから、きちんとした「仏事法要」では、お寺の御住職さまにお勤めをお願いするべきでしょう。

『法名』とは本来、通夜・葬儀を通して仏教徒としての戒律と引導をお授けし、仏様の弟子になった証として導師(住職)が故人に授与するお名前をいいます。

戒名にはいくつか位がありますが、位が高いものであればあるほど、浄土の世界において、仏様のお膝元近くのより貴い世界(上品:じょうぼん)に導かれるという一つの目安になると言われています。

人は死後、生前の罪業や信仰心、菩提寺への寄与等、故人がいかに仏さまを信仰していたかといった裁きを初七日忌〜三回忌までの期間に裁きを受けるとされます。さらに遺された家族もいかにその故人の供養を行ったかという態度も裁きのなかで勘案されます。

こうして今生最期に授けられた戒名の位をもって総合的に評価され、浄土または地獄といったどの世界へと行方が決まると言われます。

だからこそ、残された遺族は故人の恩徳を讃えてより上品の世界へ往生して頂くために、とりわけ喪主自らができる最大限の供養(=葬儀)をおこない、喪主が故人に代わって故人の今世最期の善業としてそして参列された方々に食事を振る舞い、故人の生涯に見合った戒名をお付けする事こそがお布施なのです。

くわしくは『法名授与』のページにて解説しております。

人は死後、通夜・葬儀の儀式をおこなって法名(戒名)を授けられて仏弟子となり三十三回忌までの32年間をかけて、13もの仏様をお参りするお遍路の修行の旅に出るといわれます。(十三仏といいます)

一般的には供養あげとされる三十三回忌までご供養するのが習わしです。

地域によって異なりますが、当庵のあります関東・東北といった東日本では三十七回忌・五十回忌まで供養される方が多いです。地域によっては七十回忌・百回忌まで行うところもあるようです。

なお注意点としては、宗派や寺院(ご住職様)によって考えは異なる場合がありますが、初七日忌〜三回忌までは中陰供養といって、死後初七日から三回忌までの10ある忌日の間は、閻魔王(えんまおう)で有名な十王によって、それぞれの忌日ごとに王さまが一人ずつ仏教徒として守るべき10の戒律(十善戒)に故人が従っていたかどうかを裁くとされます。
三回忌までのこの期間中は遺族が懇に供養をおこない、故人の生前の功徳を称えて弁護しなければならないとされます。

したがって、一般的には三回忌以降の供養と七回忌以降の供養は意義が異なるため、三回忌までを含む方と他の故人の方との供養を同時にまとめて行うことは出来ません。


◯ 七回忌の方と三十三回忌の方
✕ 一周忌の方と三十三回忌の方 
✕ 四十九日忌の方と三回忌の方

など。

ただし、同日に2回に分けてそれぞれを供養することは可能です。

服装も一周忌(または三回忌)までは礼服、七回忌以降は華美(赤・黄・金といった色の服やアクセサリー、肌の露出の多い服など)にならない平服で臨まれるのがよろしいでしょう。

菩提寺との檀家制度は江戸時代まで、寺院が村ごとに存在し、村の『戸籍』作りを行い住人を管理していました。いわゆる『宗門人別帳』といった住民調査の目的で、『現在帳』や『過去帳』と呼ばれるものです。

当時は寺院が現代でいうところの「お役所」の役目を担っており、とりわけ徳川幕府の寺請制度において当時は邪教とされたキリスト教の締め出しの一端も担っていました。

しかしながら時を経て令和を迎えた現代では、独立による核家族化や新型コロナの影響などによって葬儀形態のあり方(精進あげ、精進落としの省略など)も変わってきております。

心の中の菩提寺を必要とされる方がいらっしゃってもよい時代になって来ているのでしょうか。