■水子とは
水子とは、さまざまな事情により本来この世に生まれて来るべきお命が宿らなかったお命をいい、子の冥福を願い、供養を行うことを水子供養といいます。
姿を見ぬままこの世を去りし我が子への想いはさぞお辛いことでしょう。
「法華経」というお経には「童子の戯れに沙を聚めて仏塔を作る」と説かれているように、親に先立ち冥途の旅に出る子らは親不孝とされ、この世とあの世を隔てる三途(さんず)の川にある河原、「賽(さい)の河原」という場所に寄り、ここで仏塔つくりの修行をしなければならないといわれております。「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため...」という歌に合わせて、子どもが河原の石で石積みに励むのですが、せっかく出来た仏塔も地獄に連れていこうとする鬼に壊され、また一から造り直す…その責め苦を受け続けるとされます。
しかし、子の供養をすればたちまち水子をお守りするお地蔵さま(水子地蔵)に救済されるとされることから、古来より水子供養は行われております。
智運庵では水子供養のお勤めも行っております。
ご自宅に伺いしてのお勤めのほかに、遠方や新型コロナの懸念といった理由などによるリモート法要でのお勤めや、昨今ご要望が多くなっておりますお塔婆のみのご供養も承っております。
お塔婆のみのご供養の場合は、当庵でお勤めしたあと後日、お塔婆・回向の証・経木塔婆いづれかご希望のものを丁寧に梱包し、全国へ日本郵便にて発送いたしております。
ご供養をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご依頼ください。
◯お布施
供養料 30,000円(法要後に回向の証をお授け、または郵送致します)
塔婆(ご希望の方。4尺・約120cm) 3,000円(1本に付き)
※お供物(お花・菓子・果物)のご準備をお願い致します。
※お供物の準備も当庵にて代行可能です。準備代行をご希望の場合、代行料として10,000円増のご負担をお願い致します。